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超簡単なパネルのレタリング方法

加工したプラスチックケースや金属ケースに「ボリューム」「ON」「OFF」「ファンクションスイッチ」などと文字を入れる作業は「レタリング」と呼ばれています。多くの電子工作好きのみなさんは、さまざまなメーカーから出ている裏面にノリがついた「インスタントレタリング用紙」から希望する文字を切り抜き、一直線に並べて貼り付けているかと思います。慎重に行っても、文字間の調整は難しいですし、一直線に並べるのも簡単ではありません。
しかし、この方法を使用すれば、誰でも、2,3分できれいなレタリングが可能です。さらに色づけもいっしょにできちゃいます。マイコンキットドットコム社内で試作品や、社内用ジグや1品のみの特注を作成するときには、この方法を愛用しています。簡単、正確、短時間!オススメです。
完成例1つめ。
パネル上部の青い帯には白抜きで会社名と製品名を入れています。
LCD表示の前の部分は、透明の窓になっています。

完成例2つめ。
例1と同じように、パネル上部の青い帯には白抜きで会社名と製品名を入れています。
LCD表示の前の部分は、透明の窓になっています。
LEDの周りと、ロータリーエンコーダーのツマミの周りには、文字を囲むように配置させています。こんなことも簡単です。
さらに、写真下のスイッチの上の文字「OUTPUT」は、LCD表示の青い飾り部分にかかっているので、白抜きにして、その上に文字を乗せています。これも、簡単にできます。

図面を作成します。
ドローイング(線画)ソフトでサイズを貼り付ける金属板に合わせて作ります。このとき、加工図面や部品配置図面を重ねたり、消したりできると正確に、また簡単に製作できるので、レイヤー機能(図面を重ね合わせる機能)が搭載された線画ソフトを使用してください。
写真では、2枚のパネルを同時に作っています。

これが超簡単パネル作りの秘密です。
複数のメーカーから販売されている、裏面にノリがついた「フィルムラベル」(A4サイズ)を使用します。透明、白色、銀色などがあるようです。この例では「透明(クリア)」を使用しています。理由は、LCDの窓を作るためです。単にプリントしなければその部分は透明になるので、簡単にLCD表示用の窓が作れます。
実は、このLCDの表示窓の金属部分のエッジは、きれいに、なめらかに加工するのは容易ではありません。このラベルプリントによる方法では、その表示窓の周りを濃い色(この例では青)で色づけすると、そのエッジが隠れるので、いいカゲンに加工しても、見えません。これもこの方法の魅力の一つです。
インクジェットプリンタ用です。

印刷して切り取り、貼り付け。
インクジェットプリンタでプリントして、切り抜きます。
以上で終了です。裏面のワックスシートをはがして、慎重に加工したパネルに貼り付けます。このときに、空気が入り込むと、気泡がシートの下に残ってしまいます。貼り付けるときは、慎重に、押さえながら、気泡を作らないように慎重に貼り付けてください。
LCDの窓の部分はプリントしなかったので、透明のまま残ります。裏面にノリがついているので、少し曇っているように思いますが、ほとんど気になりません(*)。お試しください。
これで完成です。最初の写真の完成品のできあがりです。
*表示窓の透明部分のノリが気になる場合は、ホームセンターで販売されているノリはがし溶剤「De-Solv-it」(ディソルビット:天然オレンジオイル)で、簡単ではありませんが、なんとか取ることができます。ただし、使用するラベルシートによっては取れないかもしれません。いろいろ試しましたが、いまだに「ディソルビット」よりノリをはがしやすい溶剤が見つかりません。ご存知の方はマイコンキットドットコム店長にお教えください。

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